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2005-04-17


黒澤明

立て続けに投稿しますよ〜。なんせ今日は暇ですから。
戦国時代は毛利氏の逸話「三本の矢」と、シェークスピアの「リア王」をモチーフにした、恐ろしくドロドロとした人間のダークサイド(featuring ダースベイダー)を描写した作品です。
下克上の世の中で、力だけで大名までのし上がった一文字秀虎が、三人の息子のうち長男に家督を譲るところから始まりますが、一度崩れたパワーバランスは二度と立て直すことは出来ず、覇権を我がものにと兄弟で血で血を争う骨肉の争いに。そこへさらに、滅亡に追い込まれた諸大名の怨念がその争いに拍車を掛けて、それはもう生き地獄としか言いようの無いものになってしまうんですよ。
これを見てつくづく、代替わりってのは難しいもんだなぁと思っちゃいますよね。

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